ミステリーへのいざない -十角館の殺人-
皆さん、こんにちは。維新エンターテインメントの企画・営業担当、uniと申します。
突然ですが、あなたは「ミステリー」はお好きですか?
最近わが社の新しいラインナップとして、定番の謎解きゲームに加えて「名探偵ゲーム」をリリースしたこともあり、僕も以前より推理小説やミステリー映画により多く触れる機会が増えてきました。
(とは言え、本を買ったり借りたりしてもすぐにいわゆる「積ん読」状態になってしまうんですが…)
でも僕と同じように、ミステリーに親しんでみたい!と思ったけれど、古今東西、星の数ほどあるミステリー作品の中から何を選んでいいのか分からない…という方も多いかもしれません。
今日はそんなあなたのために、現代ミステリのレジェンド的作品として知られ、そして今ホットな作品でもある、綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』をご紹介します。
なお本稿では作品紹介や書評レベルの情報に留め、ネタバレなしでご紹介しようと思いますので、まだ本作に触れていない方にも「十角館」の入口ぐらいまでチラッとだけ覗いていただけたらと思います。
<十角館の殺人・概要> ※講談社文庫版紹介文より
半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の7人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。生き残るのは誰か?犯人は誰なのか?
鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品。
綾辻行人は他に『水車館の殺人』『時計館の殺人』などの作品からなる「館シリーズ」で知られる作家ですが、恐らくデビュー作であるこの『十角館の殺人』が最も有名な作品かと思います。綾辻作品の多くはいわゆる叙述トリックの秀逸さが高く評価されており、もちろん本作『十角館の殺人』も、通称「衝撃の一行」と呼ばれる終盤の「どんでん返し」が最大の見どころとなっています。
もちろんネタバレはできないので詳述は控えますが、この仕掛けの特性上、「映像化不可能」と長らく言われてきました。しかしながら昨年、huluオリジナルドラマとして映像化されて大きな話題を呼び、現在は期間限定でTVerでも無料視聴できます。
また本作は、数年前にコミカライズもされています。
(もちろん「漫画化も不可能」のはずなのですが…)
個人的には、絵の雰囲気や登場人物の描写がとても好きなので、ドラマ版よりもコミック版をオススメしたいです。また5巻完結でサクッと読めるのもとても良いです。
以下のリンクから試し読みもできるので、ぜひ雰囲気だけでも味わってみてください。
コミックス(アフタヌーンKC/5巻完結)
https://mechacomic.jp/books/129481 (期間限定で7話まで無料)
小説を読むのはどうも苦手で…という方にも、この機会にぜひドラマやマンガで『十角館の殺人』を知っていただけたらと思います。
またオススメのミステリーがあれば紹介させてください!
あと逆にオススメの作品があればぜひ教えてくださいね!それでは!!
Comments