幸福と夢のサーカスへ
皆さん、こんにちは。
維新エンターテインメントの企画・営業担当のuniと申します。
今回は、本格的なサーカス公演を鑑賞(+一部参加?)してきたお話です。
今回鑑賞したサーカスの魅力をまとめると、ざっくりこんな感じです。
舞台と客席が近くて、めちゃくちゃフレンドリー!
→思わず応援したくなる雰囲気づくり
光と色と音が演出する「異空間」と「非日常感」
→様々な要素を組み合わせて観客を引き込んでいく
パフォーマンスとコメディの融合
→なんとステージに上がっちゃいました!
今回鑑賞したサーカスは「ハッピードリームサーカス」!なんともハッピーでドリーミーな響きです。
場所は、イオンモール浜松市野(静岡県浜松市)を含む大型店舗が集積するエリア。その一角に、ハッピーかつドリーミーな、巨大テントが鎮座していました。
テーマパークの中にあるアトラクションのような、独特の雰囲気!一緒に来た会社の皆とワイワイ盛り上がりながら、いざテントの中へ…
と、その続きを書く前に!
「そもそも今回なぜサーカスへ行くことになったのか?」を少しだけ説明しますと、これは弊社・維新エンターテインメントが、月に一度社内で行う「エンタメ研修」の一環なんです。
毎月社内のメンバーが持ち回りで、「自分がやってみたい!」または「皆にやってほしい!」と思う
エンタメコンテンツを決めて計画し、皆で楽しく体験しよう!という趣旨で開催されています。
基本的に半日から一日かけて行いますが、夜も皆で材料を買い出してのディナーパーティー等、なんやかんやとほぼ一日楽しみまくるという社内イベントとなっております。
そんなわけで、今回はサーカス好き(?)のMさんの発案で実現した回ということです。
もちろん僕たちは同業者ではないですが、同じエンタメを提供する立場として、何かしら新しい学びや気付きになれば…!という目線で楽しんできました。
ちなみに僕が生でサーカスを見たのは、まだ幼い小学生の頃だった気がします。
今となってはそれももうほとんど覚えていないのですが、それが恐らく最初で最後。生で見る機会というのは多分この先もなかなかないと思うので、結構貴重な体験ですよね。
そんなわけで、いざテントの中へ!中はこんな感じ。

ステージを取り囲むように円形に整然と並べられた客席や、ゆらゆらと揺れる青い照明に包まれた少し怪しげでエキゾチックな雰囲気は、ここが商業施設の駐車場であることを完全に忘れさせてくれます。
予想していたよりもずっと本格的な空間で、テントの中というよりは、まさに「劇場」そのもの!
そしてステージ上の両端からはスモークがこれでもかと噴射され、観客の期待感を煽ります。
しかし、サーカスって謎に「どことなく怪しげな雰囲気」が漂ってますよね。
言い方は悪いけど微妙な胡散臭さというか…でも、そこがまた大きな魅力でもあります。
ちなみにもう一つ、個人的にかなり意外だったのが、いわゆる「動物」は一切出てきませんでした。
つまり「人」のみ。
サーカスというと、ライオン、虎、象といった定番の猛獣・珍獣たちが出てきて、劇団員とともに曲芸やショーを披露するといった演目がよく知られていたし、個人的にもうっかり期待してしまっていたフシが軽くありますが、近年ではサーカスの動物利用を禁止・制限する動物愛護の精神が年々広がっていて、今や全世界的なトレンドなのだそうです。
昔懐かしい娯楽だと思っていたサーカスも、時代の流れを受けて日々変わっているのですね。
そんなわけで、いよいよハッピードリームサーカスが始まりました。
僕達が座ったのはステージ正面の、見晴らしと見通しの良い中央のSS指定席。最前列ではないですが、こちらの方がステージ全体や高さを活かした演目を見るにはちょうどよいかもしれません。
色とりどりの衣装に身を包んだパフォーマーやダンサーたちが、観客を盛り上げながらステージ上に勢揃いしていきます。ほとんどが外国籍の方のようで、当たり前ですが皆表情が派手で大きいですね。
彼らの動きとともにスパンコールや光沢のあるド派手な衣装が舞台照明に反射し、陽気な音楽とともにキラキラと輝きながら観客の目を惹きつけます。
演目は、一輪車やジャグリング等いわゆる大道芸に始まり、かなり高さのある空中吊り輪や、巨大な2つの輪の中に人が入りグルグルと高速で回していく「大車輪」、車とバイクで巨大な檻の中を駆け回るド派手な「カースタントショー」など、大道具を使った演目も次々に披露されていきます。
鹿児島公演のものですが、こちらの動画がよく分かります。
また演目の合間や、大道具の準備などの舞台転換にあわせて、パフォーマーが客席の方まで下りてきて、コミカルに観客を巻き込んでいく時間が何度かあります。遠くからパフォーマーに向かってボールを投げさせたり、皿回しにチャレンジさせたりという、大道芸のショーとかでもよく見るやつですね。
そしてなんと!僕もこれに参加することになっちゃいました…笑
パフォーマーがキョロキョロしはじめた時はなるべく目を合わせないようにしてたつもりだったんですが、通路沿いの席に座っていたのと、ちょっとサーカスっぽい(?)上着を着ていたせいかもしれません笑
最初は座席を立って近くの通路でパフォーマンスに協力するぐらいだったんですが、最終的にステージにまで呼ばれてしまい…
この続きは、当社のXアカウントに動画で上げられてしまっているので、ぜひそちらで実際にご覧ください!笑
客席からもかなり笑いが起こるような展開でしたが、多分客の素人っぽい反応とパフォーマーのコミカルで絶妙に噛み合わない掛け合いが逆に面白いんですよね。舞台やパフォーマーとの距離が近くて、彼らがやたらとフレンドリーだったり、一生懸命盛り上げようとしてくれている感じが伝わってきて、とても良かったです。
それこそ、サーカスの舞台に上がるチャンスなんて人生でもなかなかないことですから、少し恥ずかしかったけれど良い体験になりました!笑
あと、これは後から思ったことですが、それぞれの演目を披露してくれたパフォーマーの方を結構今でも覚えていて、上に貼った動画を見ても、「お!あの演目のパフォーマーさんだ!頑張ってるー!」と勝手に親近感をもっている自分に気が付きました。
恐らく毎回の演目や出演者はほとんど変わらないのだと思いますが、何度も足を運んでいるような熱心なお客さんは、パフォーマンスの内容もさることながら、パフォーマーたちや雰囲気全体がとても好きなんだろうなと思いました。
近場で開かれること自体も少なく、今後もなかなか頻繁に行けるものではないと思いますが、また機会があればサーカスに足を運んでみたいなと思いました。
というわけで、今回は浜松市で開催中のサーカス公演を体験してきたお話でした! なお、浜松公演は今週3/10月までの開催とのことですので、行きたくなった方は今週末がほぼラストチャンスです!よろしければ!!
それでは、また次のレポートでお会いしましょう!
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