念願のアタック25Nextに出場!
- tanteijelly
- 17 時間前
- 読了時間: 9分
皆さん、こんにちは。
維新エンターテインメントの企画・営業担当のuniと申します。
なんとこの度、皆さんも恐らく一度は見たことのある(?)あのクイズ番組・アタック25Nextに出場してまいりましたので、その体験記を書いてみました。(画像は番組サイトより)

『パネルクイズ アタック25』は1975年から放送されている視聴者参加型クイズ番組です。
この4月からは番組名が『BS10 パネルクイズ アタック25』と変更。昨日4/6がちょうど50年前の第1回放送日だったことにちなみ、4月6日が「パネルクイズ アタック25の日」として正式に認定登録されたそうです。またあわせて「日本で最も長く続いているクイズ番組」として日本記録にも認定されたそうで、番組開始から50年という節目の今年に、念願叶って初出場できたことは大変感慨深いです。
ちなみに、出場までの流れをご存じない方もいると思うのですが、基本的にはまず「予選会」(筆記+面接)に出てこれに合格する必要があります。
僕も過去15年ほどの中で計6回予選会に行き、毎回面接落ちに泣いてきましたが、番組が『〜Next』になってから初めて受けた6回目の予選会でようやく合格を掴み、番組から声がかかったのでした。
(予選会については、機会があれば別途「予選会編」でお話ししようと思うのでここでは割愛します)
■本戦の概要
今回(3/16放送)は「サッカー好き大会」という回に呼ばれました。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、僕はイタリア・セリエAのインテル・ミラノというチームのファンで、毎回のゲームをほぼ欠かさずリアルタイム観戦しています。
そのクラブ愛が伝わって(?)、今回「青」の席に座れることになりました。
僕以外は皆Jリーグクラブ(J1〜J3)のファンの方ばかりで、正直かなり場違い感がありましたが、インテルというクラブやその魅力を少しでも知ってもらいたい!と思いながら、イタリアから取り寄せた昨シーズンの優勝記念ユニフォームを着て戦いました。 ちなみに我らが「たぬき探偵ジェリー」も応援席に駆けつけてくれました!ジェリーありがとう!!
当日の実際の流れについては、徳江 風波さんという方がブログ「パネルクイズアタック25Next研究室」で詳述してくださっているので、よろしければこちらもぜひご覧ください。
結果は「8枚」で、残念ながらトップ賞(緑)の方に1枚及ばず負けてしまいました。
序盤こそ、ほぼすべての問題を押し勝って正答し続け13枚がまっ青!という独走状態になりましたが、徐々に他の方が盛り返してきてしまい、終盤の勝負どころ「アタックチャンス」での誤答なども響き、緑の方に追いつかれ、追い越されてしまい…という非常に悔しい展開でした。
しかしながら僕も毎回の放送を観ているから分かっています。この展開こそがアタックの面白さ、醍醐味なんですよね。
過去には3問しか正解せずにトップ賞を取ったという回も実際に観たことがあります。
実際に逆転された立場からすると「終盤そんなにみんな答えられるなら最初からもっと押せたでしょ!」と思っていたけど、それぐらい終盤の戦い方が大事だし、そこでパネルが取れなかったのは実に痛かったわけです。
Xで仲良くしていただいているインテリスタ(インテルファン)の方が番組を見て「uniさんがインテルベルしてる」と仰っていましたが、まさにその通りとなってしまいました。
(*インテルベル:2017年12月、長友佑都を含む所属選手の面々がジングルベルを歌う動画をSNS投稿した直後、それまで開幕から15戦無敗だったインテルが8戦勝ち星を逃し続け大失速した歴史的な事件。以降インテリスタにとって呪いの歌としてトラウマ的記憶となっている)

しかしながら、インテルの今シーズン最大の目標でもある「UEFAチャンピオンズリーグ」のトロフィーの通称(ビッグイヤー)を答える問題には正解しました!
インテリスタの皆さんにビッグイヤーを持ち帰る(?)ことができたことは本当に嬉しかったです!
(実際のインテルもまだベスト8に残り準々決勝を頑張っています!! Forza INTER!)

■出場した感想
ただ、インテリスタの皆さんやクイズ仲間、アタックファンをはじめ、親戚や友人知人に至るまで、放送を見てくださった様々な方から本当にあたたかい言葉をかけてもらう事ができました。
平日、仕事や学校を休んで応援に来てくれた家族や仲間たちにも感謝。普段なかなか家族孝行できないところがありますが、今回のことは家族にとっての一大イベントとして良い思い出にもなりました。
そしてこれまで別々の趣味として続けてきたクイズとサッカー観戦(と、仕事にもしている謎解き)が交わったその交差点で今回のアタック25出場を経験できたことは自分の中で大変感慨深いものがありました。
また、これまでずっと叶わなかった念願の「アタック出場」をようやく果たせたこと、また確かな爪痕を残すこともでき、少し大げさではありますが自分の現在地、強さと弱さを知ることができました。
クイズはこれからもずっと続けていくと思いますが、今回の経験を活かして、もっと強くもっと上を目指していきたい!と改めて思いました。
そしてまたアタック25のこの場所に帰ってきたい!今度こそトップ賞(&クルーズ)を取りたいです。
■精神状況(!)について
実は、収録日(2月某日)の前日はたっぷり眠って万全のコンディションで挑もう…と思っていたのですが、むしろ気持ちが高ぶってしまってほとんど眠れませんでした。(前日やたら気温が高く寝付きが悪かったせいもあるかもですが)
そして行きの新幹線の中でさえどうにも眠れず…体調はあまり良いとは言えない状態でした。
そして収録が始まると、緊張感もMAXに!
憧れのクイズ番組に今まさに参加している自分と、色々な判断を下そうとする自分が乖離していて、気がついたらすべて終わっていた…という感じでした。
終わった直後は(というよりも、終わってから1〜2日間はずっと)「あの時無理に勝負に行かなければ…」「あそこでポチャッコを使っていたら…」などという「たられば」がずっと脳内を支配してしまい、まともな精神状況ではありませんでした。
前日ほとんど寝ていなかったにもかかわらず、この日も同様に眠れず。
ようやく安らかに眠れると思ったのに、まさか二徹をかますとは…
今となっては大げさな話ですが、もう永遠に眠れなくなるのではないかとこの時は本気で思いました。
■こぼれ話、ウラ話などなど
・収録は木曜日で、東京にあるスタジオで行われます。恐らく毎回二本撮りのスケジュールとなっていて、僕たちの回は二本目でした。
14時前に集合し、終了したのは19時頃。その間、ルールの説明を受けたり、メイク(髪・顔)をしてもらいます。
今回は僕も含めた4人の出場者が自前のユニフォームを着ることになっていたのですが、メイクの都合上その前に袖を通すことに。
「戦闘服」に身を包み、メイクも済ませた僕たちは、試合に出場する選手のような気持ちでその時間を待ちます。
メイクをしたのは今回が初めてだったし、ましてや専門のメイクさんに顔や髪をセットしてもらう体験なんて今後もなかなかないはずで、始まる前から緊張感が上がりっぱなしでした。
・今年に入ってからの新要素で、BS10のPR大使である「ポチャッコ」からのクイズが序盤に1問出題され、これに正解すると「ポチャッコぬいぐるみ」が、以降の誤答を1度だけ無効にしてくれる(但しアタックチャンス前まで)というルールが追加されました。
僕はこれに正解し、見事ポチャッコぬいぐるみを解答席に置くことができたのですが、意外と使いどころが難しく、結果的に誤答をしないままアタックチャンスを迎えることになってしまいました。(OAではポチャッコが突然消えてしまっていましたが、収録ではちゃんと回収されていました)
ちなみにこのポチャッコシステムが始まって以来、僕がポチャッコを生還させた最初の出場者という謎の記録がついたようです。(嬉しいような、悔しいような…)
・僕は残念ながら参加できなかった今回の最後のクルーズ問題(答えは「野口雨情」)は、正直他の回に比べると難易度の高い答えだと思います。
「もしトップ賞取っていたら野口雨情って分かった?」という質問はOA後かなり色々な人にされたので、この場を借りて答えると、「答えられたかもしれないし、答えられなかったかもしれない」です。
というのは、以前別のクイズ大会の作問監修をした時に「野口雨情」を答えとする問題を扱っていた経験から、「シャボン玉」「靴が鳴る」などの歌碑が出た時点でその答えに思い至ることは「一応」できました。
ただ、この歌碑が出るタイミングが映像のかなり後半で、それまでの映像がほとんどノーヒントに近い微妙な手がかりばかりだったので、あれが出てからすぐに思い出せていたかどうかは正直「微妙」。
さらには僕が取ったパネルを開けた場合の映像パターンを見てみないと何とも言えない、というのもあります。
確か緑の方は「北原白秋」と答えていたと思いますが、その気持ちは僕にもよく分かりましたし、僕も思い出せずにそう答えていた可能性はかなりあります。
・ある程度アタックに詳しい方ならご存知かと思いますが、「放送日」付近の日付に関連する問題が数問出ることが分かっていたので、その対策は僕もかなりしていました。
例えば僕が答えた「イプセン」(3/20生まれ)の問題などは予習済みでした。
他でいうと、昨年話題になった人物で、かつ放送日(3/16)がそのまま誕生日である「渋沢栄一」(新一万円札の肖像)や「北口榛花」(2024パリ五輪やり投げで金メダル)あたりは出題される可能性がかなり高い問題として徹底マークしていましたが、肩透かし。
その他でいうと、昨年50歳を迎え(3/18生まれ)ポチャッコの声優でもある「かないみか」、アタック25と同じく今年50歳を迎えた(3/19生まれ)「ビビアン・スー」、今年70歳を迎えた(3/21生まれ)元サッカー日本代表の「フィリップ・トルシエ」などは、アタック50周年や今回のテーマにも合致するという意味で張っていましたがこれらも残念ながら出題されず。
・実は「出場後3年間は再出場ができない」という番組のルールがあります。
このため、次に出られるのは2028年以降…来る予選会に向けて、腕を磨き続けておきたいと思います。
・後日、参加賞が届きました!蟹爪たっぷり1.2kgと、プレリー清水の名刺入れ、長財布、ベルトのセットです。特に名刺入れとベルトはちょうど新しいのが欲しかったので嬉しかった( ◜ᴗ◝)これから積極的に使っていきたいと思います!



というわけで長々と書いてしまいましたが、今回チャンスをくれた番組の方々、応援してくれた皆さんにも感謝をお伝えしつつこの記事を締めくくりたいと思います。
それではまたお会いしましょう!アタックチャンス!!
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